「土曜の朝は、ニンテンドーDSが手に入りやすい。」
こんな情報を聞いたのはつい3週間前。
そしてTOEICに失敗した2週間前。
DSの購入を決心したのは1週間前。
土曜の朝はDSが手に入りやすいという情報を信じて
地元の電気屋の開店時刻を見計らって探してみた。
なるほど。
確かにDSはたくさんあった。余裕ではないか。
朝早く起きる必要などなかったのではないか。
自分が噂に流されたことに対する嫌悪感を感じた。
そのまま私は「英語漬け」を買うべくソフトウェアの棚へ行ってみた。
こちらも、問題なく陳列されている。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」も買おうか少し悩む。
簡単な計算ほど脳が活性化されるという事実は確かに驚きだ。
急ぐこともないので、「英語漬け」だけをもって再びDSのところへ。
ない。
DSがない。
ついさっきまで山積みされてたDSがない。
頭の中にヤフオクで荒稼ぎするカリスマバイヤーの姿が見えた。
こういうことか。そのとき、今更ながらに噂の真実を実感したの瞬間だった。
そして「二度と買うか!」と誓った。
人の心とは難しいもので、
「もう恋なんてしない」なんて曲もあるぐらい。
今日、地元の電気屋でDSを買っている私の姿があった。

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